SugaentulusとWenyingiaの検鏡終了,属の課題
2010-06-15


SugaentulusとWenyingiaのタイプ標本を土日を使って検鏡し,スケッチをした.墨入れは終わっていたが,スキャンできていなかったが本日スキャンも終了して,とりあえずS女史へ画像を送付した.インターネットは便利なものである.

問い合わせをもらった項目については,図とともに説明を送った.確かにシベリアから記録された種とはmaxillary palpusとlabial palpusの感覚毛が異なるし,maxillary glandの形態も違っている.これを属の形質として良いものか難しいところであるが,本属が含まれるクシカマアシムシ科Acerentomidaeの属の区分基準からみると,別属を立てることも許容範囲かと思われる.個人的には,ちょっと分けすぎだろうとは感じているが.今後も課題は残りそうである.
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